2023年9月1日、BethesdaからStarfieldが発売されました。
想像以上に処理負荷が高いゲームで、シーンによっては60fps出すことすら困難になるゲームでした。
今回、RTX4060~RTX4090まで6つのグラボでfpsを計測したので結果をまとめています。
Starfieldを遊びたい方が、PCやグラボを迷わず選択できるよう、わかりやすくまとめたので参考にしてください。

Starfield重かった・・・
Starfieldをグラボ別にfps計測
Starfieldを14時間ほどプレイしましたが、惑星探索や宇宙船の中、建物の中などシーンによってフレームレート(以降fps)の振れ幅がとても広いゲームであることがわかりました。
処理負荷が一番高い場所は「ニュー・アトランティス」の「MAST地区」です。


fps計測はミッションで何度も訪れる「MAST地区」の噴水周りを周回して行い、モニターの解像度別に結果をまとめました。
fps計測PC環境と判定条件
fps計測をしたPC環境はこちら。
CPU | Core i7-13700F |
メモリ | DDR5 32GB(16GB x2) |
チップセット | Z690 |
電源 | 1000W |
- fps計測には、MSI AFTERBURNERを使用。
- グラフィック設定のプリセット4種類で計測。
- FSR(アップスケーリング)はオン。
- 高画質で快適にプレイできるグラボを選定。
- 平均70fps以上、最低60fps以上で快適にプレイ可能と判定。
実際にプレイすると、平均60fps前後ではカメラ移動をしたときに画面にブレを感じ、気分が悪くなることがありました。
※テキストのリンクを押すと、それぞれの結果にジャンプします。
フルHD(1920×1080)のfps結果
StarfieldをフルHDで高画質プレイするならRTX4060Tiです。
緑が快適。ピンクは厳しい。
フルHD | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX3060Ti | (77) | 87 (60) | 70(48) | 57(37) | 44
RTX4060 | (81) | 90(58) | 70(49) | 56(27) | 38
RTX4060Ti | (96) | 103(75) | 88(62) | 72(36) | 50
RTX4070 | (94) | 104(88) | 94(73) | 85(54) | 66
RTX4070Ti | (95) | 106(88) | 95(85) | 92(54) | 75
RTX4080 | (98) | 109(100) | 106(96) | 101(79) | 92
RTX4090 | (98) | 106(101) | 106(95) | 101(77) | 93
RTX4060は画面ブレひどくなるので、低設定を推奨します。



フルHD高画質はRTX4060Tiでギリギリ快適な感じですね。。。
WQHD(2560×1440)のfps結果
StarfieldをWQHDで高画質プレイするならRTX4070です。
緑が快適。ピンクは厳しい。
WQHD | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX3060Ti | (66) | 73(51) | 59(41) | 47(33) | 38
RTX4060 | (71) | 78 (54) | 63 (41) | 49(27) | 34
RTX4060Ti | (83) | 92(64) | 75(52) | 59(31) | 41
RTX4070 | (90) | 98(80) | 92(66) | 78(43) | 57
RTX4070Ti | (91) | 102(90) | 100(79) | 91(54) | 69
RTX4080 | (99) | 106(101) | 105(89) | 98(71) | 82
RTX4090 | (98) | 106(96) | 102(97) | 104(81) | 96
RTX4060Tiはガクッとfpsが下がります。
WQHDの高画質プレイはRTX4070を推奨します。



WQHD高画質はRTX4070で快適プレイができますよ!
4K(3840×2160)のfps結果
Starfieldを4Kで高画質プレイするならRTX4070Ti以上ないと厳しいです。
緑が快適。ピンクは厳しい。
4K | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX3060Ti | (49) | 55(44) | 49(30) | 35(24) | 29
RTX4060 | (47) | 53(39) | 47(29) | 35(26) | 29
RTX4060Ti | (57) | 61(49) | 55(36) | 40(28) | 30
RTX4070 | (70) | 80(63) | 70(51) | 57(33) | 41
RTX4070Ti | (92) | 99(76) | 89(62) | 71(40) | 51
RTX4080 | (98) | 104(88) | 97(70) | 79(49) | 58
RTX4090 | (101) | 108(102) | 107(90) | 98(61) | 73
正直、RTX4070Tiでもギリギリな体感でした。
予算が許すならRTX4080にすることをおすすめします。



4Kは厳しい!高画質はRTX4070Ti以上が望ましいですね!
FSRをオフにするとfpsがた落ち
RTX 4090でFSR(アップスケーリング)をオフにしてみたところ、20fps前後下がりました。
RTX4090 4K 低設定 FSRあり | RTX4090 4K 低設定 FSRなし |
---|---|
108fps(101fps) | 87fps(72fps) |



FSRはオンでプレイした方がいいですね。
Starfield用に厳選したゲーミングPC
モニター解像度別に、Starfieldが快適にプレイできるゲーミングPCをまとめました。
フルHDでとにかくコスト重視
フルHDでコストを抑えるなら、フロンティアのFRGXB760/WS818/NTK。
フロンティアは毎週セールを開催している、オンライン限定のBTOショップです。
いつも破格のPCを数量限定で売り出しているので、タイミングが合えば格安でゲーミングPCが手に入ります。
RTX 3060 TiはフルHDがターゲットで、高fpsがだせるGPUです。Starfield以外のゲームも快適にプレイできます。



価格を抑えるなら最適のPCです!
RTX3060Tiをもっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。


フルHDで快適にプレイ!
フルHDで快適にプレイしたいなら、ドスパラのGALLERIA RM5C-R46T。
ドスパラのGALLERIA RM5C-R46TはCore i5-13400FとRTX4060Ti搭載モデル。
フルHDのゲームプレイには十分な性能を持ったPCです。
Starfield以外のゲームも、この1台で幅広くプレイできます。



フルHD用に最適のPCだよ!
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RTX4060Tiをもっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。
WQHDで快適にプレイしたい!
WQHDで快適にプレイしたいなら、G-TuneのG-Tune DG-I7G70。
G-Tune DG-I7G70
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RTX4070をもっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。


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STORMがどんなショップか気になる方は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。


RTX4070Tiをもっと詳しく知りたい方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。


Starfieldのシステム要件
Starfieldの推奨システム要件のグラフィックにRTX 2080が指定されているのは注目です。そこそこ処理が重たいことが想定できますね。
項目 | 最低 | 推奨 |
---|---|---|
OS | Windows 10 version 21H1 (10.0.19043) | Windows 10/11 |
CPU | AMD Ryzen 5 2600X Intel Core i7-6800K | AMD Ryzen 5 3600X Intel i5-10600K |
RAM | 16GB | 16GB |
グラフィック | AMD Radeon RX 5700 NVIDIA GeForce 1070 Ti | AMD Radeon RX 6800 XT NVIDIA GeForce RTX 2080 |
DirectX | Version 12 | Version 12 |
ストレージ | 125GB以上の空き容量 | 125GB以上の空き容量 |
補足事項 | SSD必須 | SSD必須 |
ストレージが125GB以上。ゲームの容量としては大きい部類で、SSD必須。データの読み込みに負荷がかかることがわかります。
グラフィック設定による画質の違い
グラフィック設定の「低」と「ウルトラ」でどのぐらい画質が変わるか見てみましょう。
1枚目の画像では、影や地面のテクスチャ解像度に違いが出ています。
真ん中のスライダーを左右に動かすと差がわかります。
2枚目の画像では、葉っぱの質感や画面左上にある建物のアンチエイリアシングの質に違いが出ていることが見れますね。
グラフィック設定を高くすると、影やアンチエイリアシングの質、テクスチャサイズが大きくなるため、特に街では処理負荷が高まることがわかります。
特に「ニュー・アトランティス」の「MAST地区」は建物や植物、人が多く、処理負荷が高い場所になっていることがわかります。
惑星探査では、景色が遠くまで見えるシーンでも負荷は低めでした。





やっぱ物や人が多い場所は負荷は高いですね。
StarfieldはDLSSに非対応
StarfieldはDLSSに対応していません。
アップスケーリングの設定は以下の3種。
- アップスケーリング:オフ
- アップスケーリング:CAS
- アップスケーリング:FSR2


基本的にFSR2を使うことをおすすめします。
Starfieldが販売され、さっそくNVIDIA DLSS対応Modが出てきました。
正式版ではないことや初心者の方には導入ハードルが高いことから、当記事ではDLSS対応Modについての言及はしていません。



今後のアップデートでDLSSに正式対応することを願います。
NVIDIA DLSSについて、こちらの記事でくわしく解説をしています。参考にしてください。


StarfieldのFAQ
- StarfieldのPC版で必要な容量は?
-
PC版Starfieldは約128GBの容量が必要です。
また、SSDが必須となっているので注意してください。
- Starfieldは何fpsがいい?
-
Starfieldは最低60fps、平均70fps以上あれば快適にプレイ可能です。
100fps以上あればより快適にプレイでき、多少のフレーム落ちも気になりません。
Starfield用に厳選したPCをまとめているので、参考にしてください。
- StarfieldはグラボなしのPCで遊べるの?
-
グラボが無しでは遊べません。
システム要件にもグラぼが指定されています。
fps計測結果でもわかるように、処理が重たいゲームなのでグラボ必須です。
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