NVIDIAのRTX 4000シリーズはRTX 3000シリーズに比べ大幅に性能が強化されました。
特にRTX 4090はRTX 3090の約2倍の性能を持つほど高性能。他にもRTX 4080、RTX 4070 Tiといくつかグレードがありますが、どれを選べばいいのかな?という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、RTX 4000シリーズを実際に使って仕様や性能の比較、それぞれのGPUがどんな方に向いているかまとめました。
- RTX4060TiとRTX4060の仕様を追加しました。
- RTX4070が2023年4月13日に発売開始されました。
- RTX4070のベンチマークを追加。3DMarkの結果を更新。
- RTX4070のベンチマークを追加。ゲーム別fps計測結果を更新。
RTX 4000シリーズの比較
RTX 4090 | RTX 4080 | RTX 4070 Ti | RTX 4070 | RTX 4060Ti | RTX 4060 | |
---|---|---|---|---|---|---|
CUDAコア数 | 16384 | 9728 | 7680 | 5888 | 4352 | 3072 |
ブーストクロック | 2550 MHz | 2565 MHz | 2610 MHz | 2480 MHz | 2540 MHz | 2460 MHz |
ベースクロック | 2235 MHz | 2205 MHz | 2310 MHz | 1920 MHz | 2310 MHz | 1830 MHz |
メモリタイプ | 24GB GDDR6X | 16GB GDDR6X | 12GB GDDR6X | 12GB GDDR6X | 8GB GDDR6 16 GBGDDR6 | 8 GB GDDR6 |
メモリスピード | 21Gbps | 22.4Gbps | 21Gbps | 21Gbps | 18Gbps | 17Gbps |
メモリバス幅 | 384-bit | 256-bit | 192-bit | 192-bit | 128-bit | 128-bit |
メモリ帯域幅 | 1008 GB/秒 | 716 GB/秒 | 504 GB/秒 | 504 GB/秒 | 288GB/s | 272GB/s |
インターフェース | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X16 | PCI-E 4.0 X8 | PCI-E 4.0 X8 |
ポート | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1 x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1a x1 DisplayPort 1.4a x3 | HDMI 2.1a x1 DisplayPort 1.4a x3 |
HDCP | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 | 2.3 |
最大消費電力 | 450W | 320W | 285W | 200W | 160W 165W | 115W |
システム電源容量 | 850W | 750W | 700W | 650W | 550W | 550W |
補助電源コネクタ | 12VHPWR PCIe x 3変換コネクタ | 12VHPWR PCIe x 3変換コネクタ | 12VHPWR PCIe x 2変換コネクタ | 12VHPWR PCIe x 2変換コネクタ または PCIe x 1 | 12VHPWR または PCIe x 1 | 12VHPWR または PCIe x 1 |
発売日 | 2022年10月12日 | 2022年11月16日 | 2023年1月5日 | 2023年4月13日 | 8G版:2023年5月24日 16G版:2023年7月予定 | 2023年6月29日 |
価格 | 25万円前後 | 17万円前後 | 13万円前後 | 9万円前後 | 8G版:6万円前後 16G版:9万円前後 | 5万円前後 |
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RTX 4060

RTX 4060はRTX 3060の後継機です。
メインターゲットはフルHD
性能はRTX 3060より高く、RTX 3060Tiより低いという絶妙なポジションにいます。
消費電力が115Wになっており、RTX 3060の170Wより大幅に省電力化。DLSS 3にも対応しているので、ゲームによってはWQHDでも快適にプレイできます。
RTX 4060 Ti同様にメモリバス幅が128-bitと狭く、解像度が高くなるとフレームレートが出せなくなってきます。基本的にフルHDがメインターゲットのGPUと考えましょう。
RTX 4060 Ti

RTX 4060 TiはRTX 3060 Tiの後継機です。メモリ8G版と16G版の2種類で販売中。
メインターゲットはフルHD
CUDAコアの数はRTX 3060 Tiより少ないですが、クロック(GHz)が大幅に速度アップ。L2キャッシュが4MBから32MBに増加していることで、メモリの実行帯域を強化しているようです。
メモリバス幅が128-bitととても小さく、解像度がWQHD以上になるとフレームレート(fps)が出にくくなることが予想されます。NVIDIAはDLSSを使うことでゲームのfpsが出ることをアピールしていることから、今後はDLSSありきの方向に進みそうです。
RTX 4070

RTX 4070の性能はRTX 3080と同等です。RTX 3080(320W)に比べ、RTX 4070の消費電力が200Wと大幅に省電力化されています。
メインターゲットはフルHD~WQHD
メモリバス幅が192-bitと狭いため4K出力には弱めですが、DLSSに対応したゲームなら1.5倍~2倍近くのfps向上が実現可能。
RTX 4070はワットパフォーマンスがとても高いGPUです。
RTX 4070 Ti

メインターゲットはWQHD
RTX 4070 TiのCUDAコア数はRTX 3090 Tiの10752個より劣りますが、ベースクロックが1560 MHzに対し2310 MHzと大幅に上回ります。RTX 4070 TiはRTX 3090 Ti同等の処理速度を持っており、消費電力も100W以上下回るというワットパフォーマンスを実現。
市場価格もRTX 3090 TiよりRTX 4070 Tiの方が4万~5万円安いという状況になっており、新たにRTX 3090ファミリーのグラフィックボードを購入する意味が薄れてきています。
>>RTX 4070 TiのゲーミングPC紹介へジャンプする
RTX 4080

RTX 4080からメモリバス幅やメモリ帯域がグンと上がり、4K解像度にも強くなります。
メインターゲットはWQHD~4K
レイトレースと最高グラフィックの組み合わせでは厳しいゲームもありますが、DLSSをオンにすることで快適な環境に早変わり。4Kモニターを使う方は視野に入れるとよいでしょう。
RTX 4090

メインターゲットはWQHD~4K。ゲームだけでなく、AIで画像作成にも強い。
RTX 4090は圧倒的なCUDAコア数を持っており、メモリバス幅も広いため、4Kなどの高解像度でも処理速度が速く有利になります。
RTX 4000シリーズのゲーム別ベンチマーク
ゲームのfps計測やゲーム付属のベンチマークでスコア計測をしました。
RTX 4000シリーズを使うと、どのぐらい快適なのか。モニター解像度別にまとめています。
ゲームによって処理の重さが違うため、解像度と設定に対してどのグラボが良いか参考にしてください。
Apex Legends

FPSゲームの中で処理負荷の低いApex。WQHDまでならRTX 3000シリーズでも快適にプレイ可能です。
テルミットなどエフェクトが多く表示されるシーンではfpsの落ち込みがありますが、画面がカクつくほどではありません。
RTX 4000シリーズでは4Kの高設定でも平均144fps以上出すことでき、打ち合いの時にカクついて負けたということが無くなります。



RTX4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:フルHD~WQHD(低設定)
- RTX 4060 Ti:フルHD~WQHD(WQHDで144fpsが狙える)
- RTX 4070:フルHD~WQHD(WQHDで165fpsが狙える)
- RTX 4070 Ti:フルHD~4K(4Kでも144fpsが狙える)
- RTX 4080:フルHD~4K(4K低でも200fps以上)
- RTX 4090:フルHD~4K(4K高でも200fps以上)
ApexのRTX 3000シリーズfps計測結果はこちらの記事で紹介しています。

Cod MW2

FPSゲームの中でも処理負荷の高いCod MW2。付属のベンチマークではなく、ドミネーションをプレイして計測をしています。
4Kの極限設定はRTX 4000シリーズでも144fpsに届かない結果です。4Kなら低設定が推奨されますね。ただし、DLSSを使うことでさらにfpsを上げることができるので、4Kでのプレイが無理ということはありません。



RTX4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:フルHD(低設定)
- RTX 4060 Ti:フルHD(低設定でより高フレームレート)
- RTX 4070:フルHD~WQHD(低設定)
- RTX 4070 Ti:フルHD~WQHD
- RTX 4080:WQHD(極限)、4K(低設定)
- RTX 4090:フルHD~4Kの全範囲
Cod MW2のRTX 3000シリーズfps計測結果はこちらの記事で紹介しています。

特に競技性の高いFPSゲームでは、fps(フレームレート)が重要です。
相手が120fpsで自分が60fpsの場合、相手の方が1秒間に60コマ多く動きが見れる状態。相手の方が細かく動きが見れるため、画面の表示速度で不利になり撃ち負ける確率が上がります。
性能が低いPCを使うと、負ける要素が増えることになりかねません。できるだけ高いfpsが出るPCを準備して、少しでも負ける要素を取り除きたいですね。
Starfield

Starfieldはfpsの上下が非常に激しいゲームです。
特に街の中は処理が重く、RTX4060以上無いと快適に遊べません。また、平均60fps付近では画面にブレを感じて快適でなく、平均70fps以上、最低60fps以上が理想と言えます。
フルHD | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX4060 | (81) | 90(58) | 70(49) | 56(27) | 38
RTX4060Ti | (96) | 103(75) | 88(62) | 72(36) | 50
RTX4070 | (94) | 104(88) | 94(73) | 85(54) | 66
RTX4070Ti | (95) | 106(88) | 95(85) | 92(54) | 75
RTX4080 | (98) | 109(100) | 106(96) | 101(79) | 92
RTX4090 | (98) | 106(101) | 106(95) | 101(77) | 93
WQHD | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX4060 | (71) | 78 (54) | 63 (41) | 49(27) | 34
RTX4060Ti | (83) | 92(64) | 75(52) | 59(31) | 41
RTX4070 | (90) | 98(80) | 92(66) | 78(43) | 57
RTX4070Ti | (91) | 102(90) | 100(79) | 91(54) | 69
RTX4080 | (99) | 106(101) | 105(89) | 98(71) | 82
RTX4090 | (98) | 106(96) | 102(97) | 104(81) | 96
4K | 低 | 中 | 高 | ウルトラ |
---|---|---|---|---|
RTX4060 | (47) | 53(39) | 47(29) | 35(26) | 29
RTX4060Ti | (57) | 61(49) | 55(36) | 40(28) | 30
RTX4070 | (70) | 80(63) | 70(51) | 57(33) | 41
RTX4070Ti | (92) | 99(76) | 89(62) | 71(40) | 51
RTX4080 | (98) | 104(88) | 97(70) | 79(49) | 58
RTX4090 | (101) | 108(102) | 107(90) | 98(61) | 73
RTX4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:フルHD(低設定)
- RTX 4060 Ti:フルHD(高設定)
- RTX 4070:フルHD~WQHD(高設定)
- RTX 4070 Ti:4K(高設定)
- RTX 4080:4K(高設定)
- RTX 4090:4K(ウルトラ)
Starfieldのfpsを計測結果や画質の違いなど、こちらの記事でくわしく紹介しています。

Cyberpunk 2077

PCゲームの中では最重量級のCyberPunk 2077。fps計測はVer1.61の設定にあるベンチマークで計測しています。
WQHDまでならRTX 4000シリーズのどれでも快適にプレイできます。
RTX 4070 Ti以下で、4Kや高画質でプレイする場合カクツキを感じてきます。



RTX4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:フルHD(レイトレ中60fps)
- RTX 4060 Ti:WQHD(レイトレ中60fps)
- RTX 4070:WQHD(レイトレウルトラ60fps)
- RTX 4070 Ti:4K(レイトレウルトラ60fps)
- RTX 4080:4K(レイトレウルトラ80fps以上)
- RTX 4090:4K(レイトレウルトラ90fps以上)
FF14

FF14は処理が軽めのMMOゲームです。4KでもRTX 4070Tiがあれば非常に快適にプレイが可能です。



RTX 4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:4K標準画質まで
- RTX 4070 Ti:4K標準画質まで
- RTX 4070:4K高画質
- TX 4070 Ti:4K高画質
- RTX 4080:4K高画質
- RTX 4090:4K高画質
FF14のRTX 3000シリーズfps計測結果はこちらの記事で紹介しています。

FF15

FF15は処理負荷が高いRPGです。専用ベンチマークソフトで計測をしました。
4Kモニターの最高グラフィックでプレイしたいならRTX 4090となりますが、RTX 4070 Tiの4Kでもプレイ自体は快適に行えます。



ベンチマーク スコア表 | フルHD 標準 | フルHD 高 | WQHD 標準 | WQHD 高 | 4K 標準 | 4K 高 |
---|---|---|---|---|---|---|
RTX4060 | 非常に快適 | 15680とても快適 | 10680とても快適 | 10269快適 | 7893やや快適 | 52034340 普通 |
RTX4060Ti | 非常に快適 | 18728非常に快適 | 12898非常に快適 | 12307とても快適 | 9223快適 | 6118快適 | 7585
RTX4070 | 非常に快適 | 22722非常に快適 | 17277非常に快適 | 16579非常に快適 | 13055とても快適 | 8544快適 | 7318
RTX4070Ti | 非常に快適 | 2247819411 非常に快適 | 19976 非常に快適 | 非常に快適 | 1574210402 とても快適 | 快適 | 8763
RTX4080 | 非常に快適 | 22234非常に快適 | 20227非常に快適 | 22266非常に快適 | 1888513656 非常に快適 | とても快適 | 11537
RTX4090 | 非常に快適 | 22362非常に快適 | 20470非常に快適 | 22409非常に快適 | 20325非常に快適 | 18486非常に快適 | 15026
RTX4000シリーズ選択の目安
- RTX 4060:フルHD 標準
- RTX 4060 Ti:WQHD 標準
- RTX 4070:WQHD 高
- RTX 4070 Ti:WQHD 高
- RTX 4080:4K 標準
- RTX 4090:4K 高
3DMarkで性能比較

3DMarkでRTX 4000シリーズの性能比較をします。
ベンチマークの結果をそれぞれ表にまとめているので、参考にしてください。
Speed Way

DirectX 12 Ultimateの性能をテストするベンチマークです。
RTX 3000シリーズの伸び率と比較すると、RTX 4000シリーズは性能の伸び幅が大きいことがわかります。

Port Royal

リアルタイムレイトレーシングのパフォーマンステストです。
レイトレーシングはRTX 4090が飛びぬけて処理速度が速いですね。

RTX 4060 TiがRTX 3070に近く、RTX 4070がRTX 3080に近いところを見ると、RTX4000シリーズが全体的に性能がアップしていることがわかります。
Time Spy

DirectX 12ベンチマークテストです。
Time SpyはWQHD(2560×1440)、Time Spy Extremeは4K(3840×2160)でテストします。


Time SpyでもRTX 4000シリーズが全体的に性能アップしていることがわかりますね。
Fire Strike

Fire Strikeは高性能ゲーミングPCや、オーバークロックしたシステム用のDirectX 11ベンチマークです。
処理負荷が高くなるほどRTX 4090が能力を発揮してくることがわかります。



NVIDIA DLSS feature test

NVIDIA DLSS 2は画質調整とAIでfpsを向上させる技術です。
RTX 4000番台は、DLSSをONにすると200fpsを超える性能を発揮します。
今後、DLSSに対応するゲームが増えてくるため、注目されている技術です。
1920 x 1080、Performanceで計測した値です。

RTX 4080よりRTX 4090の方が少し1%低いfpsとなりましたが、誤差でしょう。どちらにしても高いfpsが出せることに違いはありません。
DLSS 3のテスト
以下はDLSS 3のテスト結果。RTX 4000シリーズからDLSS 3に対応しています。
3DMarkのDLSS 3は4K解像度でテストを行います。

DLSS 3のテストの結果、fpsが約3倍と大幅に向上していました。
4Kの高解像度でDLSS 3を使った感想は、画像の劣化やボケを感じること無く非常に快適にプレイができると感じます。
DLSS 3に対応したゲームはこれからどんどん増えてきます。DLSS 2に比べ画質も向上しており、4Kゲームプレイに強力な機能になりますね。
>>NVIDIA DLSSの技術について、こちらの記事で詳しく解説しています。

RTX 4000シリーズのメリットとデメリット

- 全体的に消費電力が低い。
- DLSS3に対応しているゲームなら、より高いフレームレートでプレイ可能。
- 全体的に処理が早く、ゲームが快適にプレイできる。
- 処理負荷が上がってもGPU温度は低く抑えられ、ファンの音が静か。
- 価格が高い。(だいぶ落ち着いてきましたが)
- RTX4070Ti以降は本体が大きく、重たいためGPUサポート必須。
- RTX4070Ti以降は電源コネクタが12VHPWR(12+4ピン)になり、変換ケーブルが必要。
- 型番によっては消費電力が大きい。
RTX 4000シリーズは処理速度が進化し、多くのゲームプレイヤーに快適なゲーム環境を提供できます。
体感できるメリットは多くありますが、デメリットもあります。どちらも理解したうえでRTX 4000シリーズの検討をしましょう。
>>電源の変換ケーブルをスッキリさせる、CORSAIRの12VHPWR変換ケーブルをこちらの記事で紹介しています。CORSAIRの電源を使っている方は参考にしてください。

RTX 4000シリーズの選び方
RTX 4000シリーズで、どれを選べば良いかまとめました。
主に強い解像度の分布は以下となります。
(1920 x 1080) | フルHD(2560 x 1440) | WQHD(3840 x 2160) | 4K|
RTX 4060 | とても快適 | 普通 | ゲームによる |
RTX 4060 Ti | とても快適 | 普通 | ゲームによる |
RTX 4070 | とても快適 | 快適 | 普通 |
RTX 4070 Ti | とても快適 | とても快適 | 普通 |
RTX 4080 | とても快適 | とても快適 | 快適 |
RTX 4090 | とても快適 | とても快適 | とても快適 |
- RTX 4060:画質にこだわらずフルHDを使う人。
- RTX 4060 Ti:フルHDを超快適に使いたい人。
- RTX 4070:WQHDを快適に使いたい人。
- RTX 4070 Ti:WQHDを超快適に使いたい人。
- RTX 4080:4Kを快適に使いたい人。
- RTX 4090:4Kを超快適に使いたい人。
それぞれ説明します。
RTX 4060:画質にこだわらずフルHDを使う人
フルHDでグラフィック設定を低~中でプレイするならRTX 4060はコスパが高いです。
消費電力が115Wと低く、電気代を抑えることができます。
フルHDでもフレームレートを高くしたい、グラフィック設定を上げたい方はRTX 4060 Tiを検討しましょう。
商品名 | メーカー仕様 | 参考価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
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RTX4060グラボ検索
>>RTX 4060のレビュー記事はこちら。

RTX 4060 Ti:フルHDを超快適に使いたい人

フルHDモニター限定ならRTX 4060 Tiがおすすめ。
グラフィック設定を高めにしてもフレームレートがだしやすく、消費電力が160Wと低め。ワットパフォーマンスが高いGPUです。
WQHDモニターを使うなら、RTX 4070以上をおすすめします。
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>>RTX 4060 Tiのレビュー記事はこちら。
>>RTX 4060とRTX 4060 Tiの比較をこちらの記事で紹介しています。どちらか迷う方は参考にしてください。

RTX 4070:WQHDを快適に使う人におすすめ

WQHDモニターを使うならRTX 4070がおすすめ。
DLSS3に対応しているので、ゲームによっては4Kでも高いフレームレートを出すことができます。
ベンチマークの結果を見ると、RTX 3080と同等の性能を持っていて性能が高いことがわかります。
消費電力はRTX 3080の320Wに対し、RTX 4070は200W。ワットパフォーマンスはRTX 4070が圧倒的です。
RTX 4070 搭載のゲーミングPC
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RTX4070グラボ検索
>>RTX 4070のレビュー記事はこちら。

>>RTX 3080とRTX 4070の性能比較をこちらの記事で紹介しています。検証に使ったグラボも紹介しています。
RTX 4070 Ti:WQHDを超快適に使いたい人

フルHD~WQHDモニターを使うならRTX 4070 Tiで十分な性能を発揮できると言えます。
フルHDの場合、RTX4000シリーズのどれを使っても同じようなベンチマーク結果です。
WQHDでも中画質ぐらいならRTX 4070 Tiで十分な性能を発揮します。
DLSSが使えるゲームならより高いfpsを出すことができるので、NVIDIAのサイトなどで調べておきましょう。
4Kになると、メモリバス幅が小さいせいか、急にfpsが出せなくなってくるので、RTX 4080を検討と考えればよいでしょう。
RTX 4070 Ti搭載のゲーミングPC
メーカー 商品名 | 仕様 | 参考価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
動画編集や 動画配信にも強い! ![]() STORM PG-XS40Ti | CPU:Core i7-13700 CPUクーラー:簡易水冷240mm グラボ:RTX4070Ti チップセット:B660 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR4 32GB (16GBx2) 電源: 850W 80PLUS GOLD | 295,000 円 | 送料2,200円。 | |
最安値!![]() FRGAG B760/WS511/NTK | CPU:Core i7-13700F CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4070Ti チップセット:B760 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR4 32GB (16GBx2) 電源: 850W 80PLUS GOLD | 249,800円 | 送料が2,200円~4,400円。 | |
安定のドスパラ!![]() GALLERIA XA7C-R47T | CPU:Core i7-13700F CPUクーラー:静音空冷式 グラボ:RTX4070Ti チップセット:B760 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR4 16GB (8GBx2) 電源: 750W 80PLUS GOLD | 274,980円 | 送料が3,300円。 沖縄・離島は送料6,600円。 |
RTX4070Tiグラボ検索
>>RTX 4070 Tiのレビューを、こちらの記事で紹介しています。

>>RTX 4070とRTX 4070 Tiの比較をこちらの記事で紹介しています。どちらか迷った方は参考にしてください。

RTX 4080:4Kを快適に使いたい人

フルHDはもちろん、WQHD~4K中画質をターゲットにするならRTX 4080を候補に入れましょう。
モニターがWQHDでグラフィック設定を上げたいなら、RTX 4080以上にしないとパフォーマンスが出せないことがあります。
RTX 4080なら4Kでも、グラフィック設定を低く調整すればそこそこ高いfpsを出す事が可能。
グラボの価格が20万円前後(2023年8月現在)と高額ですが、その分の満足度が高いです。
RTX 4080搭載のゲーミングPC
メーカー 商品名 | 仕様 | 参考価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
![]() GALLERIA XA7C-R48 | CPU:Core i7-13700F CPUクーラー:静音空冷式 グラボ:RTX4080 チップセット:B760 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR4 16GB(8GBx2) 電源:850W 80PLUS GOLD | 349,980円 | 別途送料が3,300円必要。 沖縄・離島は送料6,600円。 | |
圧倒的コスパ!![]() LEVEL R779-137F VL1X | CPU:Core i7-13400F CPUクーラー:空冷 グラボ:RTX4080 チップセット:Z790 SSD:NVMe 1TB メモリ:DDR5 16GB(8GBx2) 電源:1000W 80PLUS PLATINUM ※無料のWEB会員登録で送料無料! | 339,700円 | WEB会員は送料無料。 | |
![]() PG-XXT48 | CPU:Core i7-13700K CPUクーラー:水冷240mm グラボ:RTX4080 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR5 32GB(16GBx2) 電源:1200W 80PLUS GOLD (ATX3.0 PCIe5.0対応) | 389,800円 | 別途送料2,200円必要。 |
RTX4080グラボ検索
>>RTX 4080のレビューを、こちらの記事で紹介しています。

RTX 4090:4Kを超快適に使いたい人

4Kでも高画質でゲームをプレイしたい、できる限り高いfpsを出したい。そんな方はRTX 4090です。
価格は飛び抜けて高いですが、満足度No1は間違いありません。
NVIDIA、AMDのRadeonを含め、どのGPUと比べても追従を許さないレベルで高性能。
ゲームだけでなく、AIで画像生成するときにも能力を発揮します。
RTX 4090は消費電力が高いため、PC電源容量は1000W以上を推奨します。
電源容量とPCケースの大きさをクリアできれば、今までにない快適なゲーム環境が手に入ります。
RTX 4090搭載のゲーミングPC
メーカー 商品名 | 仕様 | 参考価格 | 評価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
最短翌日発送!![]() GALLERIA ZA7C-R49 | CPU:Core i7-13700KF CPUクーラー:水冷 DEEPCOOL GAMMAXX L240 V2 240mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 32GB(16GBx2) 電源:1000W 80PLUS GOLD | 469,980円 | 送料3,300円。 沖縄・離島は送料6,600円。 | |
最安値!![]() LEVEL R779-LC137KF-XLX | CPU:Core i7-13700KF CPUクーラー:水冷クーラー 360mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen4 1TB メモリ:DDR5 16GB(8GBx2) 電源:1200W 80PLUS PLATINUM | 453,800円 | 会員送料無料。 送料2,200円。 沖縄・離島は送料6,600円。 | |
13世代 Core i9搭載! ![]() PG-XXT49K | CPU:Core i9-13900K CPUクーラー:水冷Phanteks GLACIER ONE 240 T30 240mm グラボ:RTX4090 チップセット:Z790 SSD:NVMe Gen3 1TB メモリ:DDR5 32GB(16GBx2) 電源:1200W 80PLUS GOLD (ATX3.0 PCIe5.0対応) | 499,800円 | 別途送料2,200円必要。 |
>>RTX 4090のレビューを、こちらの記事で紹介しています。

RTX 4000シリーズのFAQ
- RTX 4000シリーズの発売日はいつ?
-
RTX 4000シリーズそれぞれの発売日は以下です。
- RTX 4060:2023年6月29日。
- RTX 4060 Ti(8GB):2023年5月24日。
- RTX 4060 Ti(16GB):2023年7月。
- RTX 4070:2023年4月13日。
- RTX 4070 Ti:2023年1月5日。
- RTX 4080:2022年11月16日。
- RTX 4090:2022年10月12日。
今後、発売日が明確になったら情報を追加していきます。
- RTX 4000シリーズの価格は?
-
RTX 4000シリーズの価格は以下のようになります。
- RTX 4060:5万円前後。
- RTX 4060 Ti(8GB):6万円前後。
- RTX 4060 Ti(16GB):9万円前後。
- RTX 4070:9万円前後。
- RTX 4070 Ti:13万円前後。
- RTX 4080:19万円前後。
- RTX 4090:27万円前後。
GPUの価格は世界情勢や需要によって上下するため、グラフィックボード価格は変動する可能性があります。また、メーカーによってグラボの価格は数万円差がでることがあるため、購入の際はよく見比べるようにしましょう。
- RTX 4000シリーズの消費電力は?
-
RTX 4000シリーズの消費電力は以下です。
- RTX 4060:115W
- RTX 4060 Ti(8GB):160W
- RTX 4060 Ti(16GB):165W
- RTX 4070:200W
- RTX 4070 Ti:285W
- RTX 4080:320W
- RTX 4090:450W
- RTX 4000シリーズの推奨電源容量は?
-
RTX 4000シリーズのNVIDIA公式による推奨電源容量は以下です。
- RTX 4060:550W
- RTX 4060 Ti(8GB):550W
- RTX 4060 Ti(16GB):550W
- RTX 4070:650W
- RTX 4070 Ti:700W
- RTX 4080:750W
- RTX 4090:850W
RTX4000シリーズを使うときは推奨電源容量を下回らないように気を付けましょう。
電源効率をより良くしたいなら、もう1段階上の電源を搭載するとよいでしょう。
- RTX 4000シリーズの性能は高い?
-
RTX 3000シリーズよりRTX 4000シリーズの方が性能が高くなっています。
現在販売されているRTX 4070 TiはRTX 3090より性能が高く、消費電力は低く抑えられています。
アップスケーリング技術のDLSSは、RTX 4000シリーズからDLSS 3にバージョンアップしており、4Kなどの高解像度でもクリアな映像を保ちながら高fpsを出すことを実現しました。
全体的にRTX 4000シリーズの方が性能が高く、ゲーム性能が向上しています。
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