EPOS H6Pro Openのレビュー 音楽にもおすすめな開放型ゲーミングヘッドセット

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H6Pro Openのレビュー

EPOS H6Pro Open(開放型)はH6Pro Closed(密閉型)の姉妹品です。

音質はフラットに近く、重低音と高音の響きがおさえめなので聞き疲れしにくい音が出ます。

309gと密閉型より13gほど軽いですが、300gを超えているので少し重め。

カラーはホワイト、ブラック、レーシンググリーンの3色が発売されており、質感が良く高級感があります。

今回はホワイトを購入して使いました。

この記事では開放型と密閉型との違い、オーディオテクニカ ATH-GDL3(開放型)との比較を交えながらH6Pro Openを紹介していきます。

目次(見たいところからチェック!)

H6Pro Openの特徴

H6Pro Openの箱

H6Pro Openの重さや見た目はH6Pro Closedと似ていますが、音質は全くの別物です。

  • 音質はフラットに近い。
  • 重低音の響きと高音の伸びは抑えめ。
  • 銃声や高音は耳に刺さるような音ではないので聴き疲れしない。
  • 本体が約309gで少し重め。
  • 側圧が少し強めで、イヤーパッドが少し固め。
  • ボリューム調性ダイヤルが操作しやすく、ゲーム中でも素早く調整できる。
  • ヘッドホンの長さ調整が片方40mm。頭の大きい方でも使えるサイズ調整が可能。
  • ケーブルが服に擦れた時のタッチノイズが若干気になる。
  • →ゲーム中に頭をガンガン動かさなければ大丈夫です。
  • FPSの足音や銃声は聞こえるが、相手との距離が離れると音が聞こえにくくなる。(Closedとの比較)

H6Pro Openの仕様

H6Pro Open 付属品

EPOS H6Pro Openは開放型ヘッドセットです。

ヘッドセットにはボリュームダイヤルと取り外し可能マイク、ミュート機能があります。

本体についている機能はH6Pro Closedと同じですね。

EPOS H6Pro Openの仕様
ヘッドホン部 型式:ダイナミック、開放型
ドライバー:φ42mm
再生周波数帯域:20~20,000Hz
インピーダンス:28Ω
感度:111dB SPL @1kHz 1V RMS
マイクロホン部 周波数帯域:100~10,000Hz
指向特性:双指向性
感度:−35dBV/Pa @1kHz
スタイル:取り外し可能
重量 着脱式マイクロホン含む:約309g
着脱式マイクロホン除く:約290g
付属品 GSA 30 PC Cable(2股分岐ケーブル): 2.5 m
GSA 30 Console Cable:1.4 m
マイクを外したときのカバー×2個
クイックスタートガイド
安全ガイド

H6Pro Openの音質

H6Pro Open

H6Pro Openは開放型で音が外に逃げるため、重低音の音響と高音の音の伸びが弱くなります。

音質は全体的にフラットに近く、強い低音や耳に刺さる高い音が苦手な方におすすめです。

H6Pro Closedと比べれば聞こえる音の幅は狭くなりますが、聞き疲れしにくい音質です。

同じ開放型のオーディオテクニカ ATH-GDL3は高音から低音の幅が広く、音質はクリアです。

ドライバーの大きさや周波数特性を比べてもATH-GDL3の方が幅広い音が出せることがわかります。

項目H6Pro OpenATH-GDL3
ドライバー42mm45mm
インピーダンス28Ω45Ω
周波数特性20~20,000 Hz10~35,000 Hz
発売日2021年10月5日2021年10月22日
音質フラットに近い少しドンシャリ
H6Pro OpenとATH-GDL3の比較

人間が聞きとれる周波数は20Hzから20,000Hzと言われています。
ATH-GDL3の周波数帯域は10~35,000Hzと人間にはオーバースペックですが、表現できる音の幅は広いと考えられます。

FPSではゲーミングアンプを使った方がよさそうです

FPSのエイム状態

H6Pro OpenをFPSで使ったとき、壁越しや近くの足音には気づけましたが、距離が離れると音が聞こえにくくなりました。

遠くで鳴っているちょっとした音に気付けませんでした。

ゲーム向けの音質や定位に関しては、ASTRO MixAmpEPOS GSX1000のようなゲーミングアンプを使って音質を補った方が良さそうですね。

遮音性は低い

H6Pro Openは開放型なので遮音性は低いです。

H6Pro Openを付けていても、話声やインターホンの音が聞こえるので便利。

ヘッドホンの音が外に漏れるので、周りに迷惑がかからないように使いたいですね。

マイク性能

H6Pro Openのマイクミュート

マイクの音質は良かったです。

EPOSのゲーミングヘッドセットに使われるマイクはどれも音質が良く、こもりやノイズがありません。

ボイスチャットやちょとした配信なら十分使える品質です。

マイクは上に跳ね上げるとミュートになるので、使わないときは上にあげておくと邪魔になりません。

H6Pro Openがおすすめな人

  • カッコいいヘッドセットがほしい。
  • 重低音を聞いていると疲れる。
  • 音楽鑑賞にも使いたい。
  • 耳に刺さる音が苦手。
  • 家の中でしか使わない。
  • 周りに音漏れしても問題ない。

開放型ヘッドセットは音漏れします。

また、外の音も聞こえるので周囲が騒がしい場所には向いていません。

音の響きが外に逃げやすくフラットな音質なので、低音を聞き続けたり耳に刺さる音が苦手な方にはおすすめです。

H6Pro Openの外観

H6Pro Open

EPOS H6Pro Openはイヤーカップのメッシュがオシャレで、高級感があります。

この記事で掲載しているカラーはホワイト

白とグレーとシルバーが落ち着いた雰囲気で、男女問わず使えるデザインです。

イヤーカップ

H6Pro Openのイヤーカップ

外側にメッシュ状の通気口があります。

ここから音がでたり、外の音が聞こえたりします。

H6Pro Openを着けた時、PCファンの音も聞こえるぐらい周りの音が聞こえます。

長さ調整は16段階

H6Pro Openの長さ調整

片方40mmの長さ調整ができるので、幅広い頭のサイズに合わせられます。

メモリは8段階ですが、軽い物理的な引っ掛かりは16段階に分かれています。

見た目よりも細かく調整できる作りになっています。

ヘッドバンド

ヘッドバンドのクッション性があまりない為、頭の頂点を少し圧迫します。

脳天の圧迫が苦手な方には辛いです。

もう少しだけクッション性が欲しかったですね。

ヘッドバンドを少しだけ前にズラして装着すると、脳天の圧迫が避けられるのでおすすめです。

ボリューム調性ダイヤル

H6Pro Openのボリューム

EPOS H6Pro Openのボリューム調性ダイヤルは大きくて軽く回すことができます。

線の付いた白色の丸いプレートを回します。

ダイヤルが大きく迷わず操作ができるので、ゲーム中の急なボリューム調性も簡単。

ボリュームダイヤルを最小限まで回しても消音にならないのは仕様です。

マイク

H6Pro Openのマイク

マイクは取り外しが可能です。

マイク中央付近にあるグレーの部分は少し曲げることができるので、マイクを口元に近づけたり遠ざけたりすることができます。

H6Pro Openのマイクを外してカバーを付けたところ

マイクを取り外したときは付属のカバーを付けて、端子を目隠ししておけます。

H6Pro Openの装着感

H6Pro Openのイヤーパッド

EPOS H6Pro Open側圧は少し強いですが、頭が痛くなることはありません。

私はメガネをかけていますが、メガネをかけたまま2時間続けて使っても痛みは感じませんでした。

密閉型に比べイヤーパッドの密着感が低いせいか、ヘッドバンドが脳天に当たる力が少し強く感じます。

もし脳天への負担が苦しいときは、前後に少しだけズラして装着すると痛みを避けられます。

イヤーパッド内側はスペースが広く、耳が当たることはありません。

表面が布のような素材ですがクッション性が低いので、耳の周りに乗っている感覚になります。

イヤーパッドはそこそこ硬さがあり、耳の周りに密着しないので蒸れが軽減されます。

H6Pro OpenとH6Pro Closedの違い

H6Pro OpenとClosed

H6Pro OpenとClosedの見た目は良く似ていますが、音質や装着感は全く違います。

それぞれ解説していきます。

音質の違い

H6Pro OpenとH6Pro Closedを音質で選ぶなら、以下のように考えると良いでしょう。

  • FPSゲームで足音や銃声を聞き取りたい、重低音が聞きたい人はH6Pro Closed
  • ゲームや音楽、動画など、いろんなシーンでヘッドセットを使いたい人はH6Pro Open

聞こえる音の幅と低音の響きは圧倒的にH6Pro Closedが上位です。

H6Pro Openは中音が聞こえやすいと感じますが、重低音が削られるので音の迫力は感じにくい。

その代わり全体の音が平均的に聞こえるので、ゲームだけでなく音楽鑑賞にもおすすめです。

イヤーパッドの硬さが違う

H6Pro Openのイヤーパッド
H6Pro Closedのイヤーパッド
  • H6Pro Openのイヤーパッドはクッション性が低い
    →硬めのイヤーパッドで、耳の周りに乗っている感覚。耳の周りに少し圧力を感じますが、蒸れは少ない。
  • H6Pro Closedのイヤーパッドはクッション性が高い
    →耳の周りを隙間なく包み込むので遮音性が高い。クッション性が良いので圧力は感じにくい。

動画を見比べると、H6Pro Openのイヤーパッドは反発力があることがわかりますね。

重さの違い

  • H6Pro Open:約310g
  • H6Pro Closed:約330g
  • ATH-GDL3:約220g

H6Pro Openは開放型でもパーツの作りがしっかりしているため、重めのヘッドセットと言えます。

装着したとき、H6Pro Closedに比べH6Pro Openの方が少しだけ軽いと感じます。

H6Pro Closedはフィット感が高いので、重量の割に着け心地は良いです。

ちなみにオーディオテクニカ ATH-GDL3(開放型)は220gでとても軽く、頭への負担が少ないヘッドセットです。

EPOS H6Pro Openは重低音が苦手なかたにおすすめです

H6Pro Openの使用感
  • 価格が高い。
  • ヘッドバンドが劣化しても交換できない。
  • ヘッドバンドが脳天に圧力をかけて痛くなる。
  • FPSでは距離が離れた音が聞こえにくい。
  • タッチノイズが出やすいケーブル。
  • 見た目がカッコいい
  • 重低音と高音がおさえられるので、聴き疲れしにくい音質。
  • イヤーパッドの密着感が少ないので、耳が蒸れにくい。
  • 急なボリューム調整でも操作しやすいボリュームダイヤル。
  • 長さの調整幅が広いので、頭が大きい人でも使える。

EPOS H6Pro Openは見た目が良いので、男女問わず使いやすいデザインです。

イヤーパッドのクッション性が少ないのでClosedよりも装着感は劣りますが、Openの方が蒸れは少ないです。

重低音や高音が抑えられた音質のため、強い低音や耳に刺さる高い音が苦手な方におすすめできます。

ゲームだけでなく、音楽鑑賞にもおすすめなゲーミングヘッドセットです。

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