Youtubeやゲーム配信をする時、どんなマイクがあったらいいんだろう。
安いマイクは品質が心配。
だからといって何万円もする高いマイクを買うのも難しい。
そんなお悩みをおもちのかたに、コストパフォーマンスが高いUSB接続のコンデンサーマイクをご紹介いたします。
この記事で解説するマイクは「FIFINE K670」。
価格は6,000円前後です。(Amazon調べ)

この価格帯で本当に綺麗に収録できるので感動です!
こんなかたにおすすめです
・収録初心者のかた。
・Youtubeやゲーム実況で音声収録をされるかた。
・機材コストをおさえたいかた。

FIFINE について

中国のオ-ディオ機器メーカー。
各国に倉庫を持って世界展開をされています。
価格はリーズナブルなのにクオリティは高い。
日本では主にAmazonを通じて商品を販売。
他社の高級品と対等に勝負ができるオーディオ機器を開発されています。
K670の特徴

- USB接続するだけですぐに使える。(Windows10でドライバーインストール無しでK670が認識される)
- 単一指向性(カーディオイド)。
- 音質がクリア。
- 高額のマイクと対等に勝負ができるほど、音質がいい。
- 感度が高く、音をしっかり収録できる。
- 背面にあるイヤホンジャックでマイクの音が聞ける。(モニター機能。下の画像参照)
- マイクにボリュームノブがあるのでボリューム調整に便利。
- 付属の台座に重量があり、簡単に倒れたりズレたりしない。
- マイクが青く光るので電源が入っているかすぐにわかる。

難しい設定をしなくてもすぐに使えるので、初心者にもやさしい!

マイクの位置調整
角度調整
K670付属のマイクスタンドは、角度を付けたマイク設置が可能です。

マイクの高さ調整
3段階で高さ調整ができます。

マイクスタンドの支柱は3cmのパーツ3つ付属しています。

録音テスト

FIFIN K670を使って、いくつか録音をしました。
収録環境
・Windows10。
・マイクのUSBをPCへ直差し。
・部屋の窓、扉を閉めた状態。
・エアコンや扇風機はOFFにしています。
・防音設備はありません。
Windowsのボイスレコーダーで録音
■設定
・マイクのボリュームダイアルは50%に設定。
・Windowsのマイクレベル80。
・マイクとの距離15cm。
・ Windowsのボイスレコーダーで録音
若干ホワイトノイズが乗っていますが、綺麗に収録できています。
OBS Studioのノイズ抑制あり録音
■設定
・マイクのボリュームダイアルは50%に設定。
・Windowsのマイクレベル80。
・マイクとの距離15cm。
・OBS Studioの「ノイズ抑制フィルタ(高品質)」をかけています。
ノイズ抑制が効いていて、クリアに録音ができています。
マイクを机に置いて、机をたたくテスト
机にマイクを置いて、マイクの周り、机の裏をたたくテスト。
叩く音がけっこう拾われている事がわかります。
マイクを宙に浮かせて、机をたたくテスト
マイクを20cmほど宙に浮かせて、マイクの周り、机の裏をたたくテスト。
宙に浮かせるだけで、叩く音はだいぶ緩和されることがわかります。
K670の問題点と対応案
問題点と対応方法を記載しますので、事前に把握をしておきましょう。
- 感度がとても高く、周りの音を拾いやすい。(コンデンサーマイクの特徴)
→部屋の中をきるだけ静かにする。
→マイクボリュームを50%より左で調整。マイクのプロパティレベルを80以内にする。
→マイクの距離が離れすぎないようにする。(15cmが理想)
→OBSのフィルターで「ノイズ抑制」を適用して収録する。 - 振動を拾いやすい。(テーブルのガタつき、物を置いた時の振動をよく拾います。)
→マイクスタンドの下に緩衝材を引く。
→マイクアームを使ってK670に直接振動が伝わらないようにする。
>>マイクアームへのリンク - 背面のイヤホンジャックモニター機能で音を聞いた時、モニター音にホワイトノイズが乗る。
→できるだけインピーダンスの高いイヤホン、ヘッドホンを使う。(32Ω以上あった方がいい)
→「マイクのプロパティ→聴く→このデバイスを聴く」にチェックを入れて、PCでモニター音を聴く。 - マイクミュートがない。
→マイクについているボリュームダイアルを一番左に回して、ミュートする。
まとめ
6,000円前後の価格で高音質な収録が可能なFIFINE K670。
USBをPCに接続するだけですぐに使えるので、初心者にもおすすめ。
高価な機材をそろえたり、難しい設定をしなくてもとてもクリアな音声収録が可能なマイクです。
Youtubeやゲーム実況をされるかたにおすすめのマイクです。




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